中身は鉄粉…でも「燃やせるゴミ」の理由

「燃やせるゴミ」として扱う、珠洲市と能登町を管轄する奥能登クリーンセンターでは、「粉末状であれば焼却処分も可能で、焼却後の灰は有害ではないので埋め立て処分している」としています。

ごみ処分場

また、白山市、川北町、野々市市を管轄する松任石川環境クリーンセンターは「破砕処理の時に鉄粉が飛び出すことになるので、焼却して灰として処分している」として、処理の利便性を理由に挙げる自治体もありました。

「燃やさないゴミ」の理由

一方、「燃やさないゴミ」として扱う自治体に話を聞いてみると、小松市や能美市は「中身が鉄なので」という理由を挙げたほか、金沢市も「鉄が全体の1割程度なら焼却できるが、使い捨てカイロは半分以上が酸化鉄の混合物なので、燃やすものではない」としています。