丸の内で見つかった4発の不発弾「B29が落とした焼夷弾」

オフィス街で相次いでいる不発弾の発見。名古屋空襲に詳しい東海高校・副校長の西形久司さんは丸の内で見つかった4発の不発弾について、シリアル番号などから80年前の3月19日にB29が落とした焼夷弾と特定しました。

(東海高校 西形久司副校長)
「優先敵に爆撃すべきところをアメリカは『ゾーン』という言葉で表現していて、このあたりはまさにゾーン1の中心部。木造家屋が密集して=焼き払いやすい、名古屋という都市を壊滅させる順位として最も優先度が高かった」

近所に住む太田元孝さん83歳は、3歳の時に空襲を経験しました。

(太田元孝さん)
「雨あられのように降った。焼夷弾が。知多で見ていたが、知多郡から真っ正面が名古屋だから(焼夷弾が)いっぱいだった」

Q.3歳のときの記憶がある?
「あります。飛行機と焼夷弾は鮮明に残っている。防空壕から見ていた」