周辺住民1209世帯 1911人に避難呼びかけ
実は、今回の発見現場では、去年10月と3月1日にも不発弾が見つかっていて、さらに、その目と鼻の先の場所でも1発が見つかっています。
名古屋市ではこれまで、年に1件のペースで不発弾が見つかっていましたが、この半年だけで5件、うち4件が中区丸の内の工事現場です。
(アナウンス)
「不発弾の処理作業を行います。警戒区域内は立ち入り禁止となりますので、ご協力お願いします」
不発弾撤去当日の20日、現場から半径200メートルが立ち入り禁止に。周辺住民1209世帯1911人に避難が呼びかけられました。

「今から仕事だが(ペットも)一緒に連れて行く。多分大丈夫だと思うが、少し不安なので」
「戦争って終わっているようで終わっていない」
周辺の飲食店やコンビニも一時、閉店を余儀なくされました。
「(閉店は)売り上げに響く。響くけど安全第一。体があってのことなので…」

中には、閉店を知らずに店を訪れる人の姿も。近くの小学校に設けられた避難所では…
(避難した人)
「教科書でしか学習したことがなかったので、実際に近くにあったのは意外」
「(避難は)あと2回もありますもんね。掘れば掘るほど出てくるのでは」