次々に見つかる太平洋戦争中の不発弾。小学校の校庭に河川敷、そして空港の滑走路でも。その数実に年間1000発以上。
戦後80年が経った今も足元に潜む戦争の爪痕。その現場に迫ります。
(荒川栞記者)
「不発弾が見つかった現場です。撤去開始の2時間前ですが、自衛隊がすでに準備を進めています」
2月14日、名古屋のオフィス街で見つかった不発弾。現場は、中区丸の内にあるビルの解体工事現場でした。

発見されたのは、アメリカ軍が落としたとみられる全長1メートル20センチ、重さ250キロの焼夷弾です。
(近所の人)
「私のおばあさんやおばさんも大空襲の時に亡くなった。地下を掘っていないような所はたくさん出てくるのではないか」
「隣も2つ出た。これで3つ目なんで、うちの周りから出るので、びっくり」
