ここからはゲストのお2人とともにお伝えしていきます。サッカー高知ユナイテッドSCの秋田豊監督と山本志穂美社長です。どうぞ今日はお二方よろしくお願いします。

お2人のプロフィールを紹介します。秋田豊監督はサッカー元日本代表、現役時代はJ1鹿島アントラーズなどで活躍、引退後は監督としてキャリアを重ね、今シーズンから高知ユナイテッドSCの監督に就任しました。今ではすっかり高知県の一員になっています。お酒も大好きとのことです。

(秋田豊 監督)
「高知家です」

そしてそのお隣、山本志穂美さんです。2024年4月に高知ユナイテッドSCの社長に就任しました。長年これまで寮母としてチームを支え続けて選手の食事を毎日作り、その数なんと11万食を超えるということなんですね。今でも作ってらっしゃるんですか?

(山本志穂美 社長)
「はい。今朝も5時40分起きで、朝ごはんを作りました」

ちょっと見習わなければなりませんね…さあそんなお二方にきょうはですね、高知ユナイテッドSCが20日に行われるYBCルヴァンカップガンバ大阪との一戦の模様を、時間の許す限り、たっぷりとお話聞いていきたいと思います。

さて明治安田J3リーグで戦う高知ユナイテッドSCですが、ここまで5試合戦って1勝2敗2引き分けで、順位は15位となっています。これまで私(松岡葵アナウンサー)も試合を見てきましたが、数字で見る成績よりも、高知ユナイテッドは戦えているようにも思うんですが、秋田監督、いかがでしょうか?

(秋田豊 監督)
「いやね、チャンスがないときに点を取れるんだよね、チャンス…5点6点取れるときに、なかなか点が取れない、そこが僕の悩みですね」

前節で言うと、ごめんなさい、私(京面龍太郎アナウンサー)は正直勝ったと思ってましたが最後の最後残り、30秒前ですかね、2失点してしまいまして…

(秋田豊 監督)
「20秒ですね」

20秒前、もう本当にわずかに届かずというところでしたけども。ただ現在15位と、私(京面龍太郎アナウンサー)としては本当に初めて参入したJ3でよく戦えてたのかなという印象はありますけれども。

(秋田豊 監督)
「内容的には十分戦えてると思ってますけど、やっぱり勝負なんで、しっかりと勝ち切るっていうところは、僕はもう現役時代から勝つことに執着してやってきたんで、絶対そこは選手たちには植え付けてます。これからです」

さあ、そんなホームゲームではですね、常に山本社長は会場を走り回っていらっしゃいますけれども、この試合運営、特にサポーターに大切にしていることってのは何かありますか。

(山本志穂美 社長)
「やっぱりの三方よしの考え方ですかね。我々だけが良くてもいけないし、サポーターの皆様県民の皆様だけでもなく、地域の企業様や行政の皆様、この三方よしという法則を徹底してやっていきたいと思ってます」

そんなサポーターからですね、チームそして秋田監督への質問を聞いてきました。VTRご覧ください。

(サポーター)
「試合前に、何かチームだったりとかその監督がしているルーティンとかあったらお聞きしたいなって思います」

「好きな食べ物は何ですか?」

「頑張ってる選手に対して、我々応援してる立場で見させてもらってるんですけど、応援が届いてるかなっていう。まだまだ足りないから勝ちに繋がらないのであれば、ちょっと応援する側も一生懸命応援したいと思うので、応援してる声が届いているかどうかっていうのは聞いてみたいところですね」

「チームとして苦しいとき、サポーターを見られたりするんですか?っていうのもサポーターの声って背中を押すというふうに届いているのかどうかっていうのを“いちサポーター”として気になるので、どう見えてるのか」

はい、ということでしたけれども、まずは秋田監督、はい、好きな食べ物は何ですかっていう質問ありましたね?

(秋田豊 監督)
「ルーティンからじゃないの?(笑)」

そこはちょっと取っておきます。

(秋田豊 監督)
「好きな食べ物はやっぱりそりゃあ『カツオ』でしょう」

高知県民として嬉しいですね。

(秋田豊 監督)
「だって、もうあれはもうカツオはめちゃくちゃうまいから、本当に週に何回か食べてますね」

(山本志穂美 社長)
「毎日かと思ってた(笑)」

(秋田豊 監督)
「こんな分厚い…美味しいですよね」

さあ、それでは試合前のルーティンについて聞いていきましょうか、ありますか?

(秋田豊 監督)
「あんまりないね、でも僕は選手のときはもう前日にちゃんとイメージトレーニングを寝る前にして、寝てましたね。良い映像を脳に焼き付けて、次の日迎えるっていうか。そうすると、脳は覚えてるんで、やったっていう経験になるんですよ。なので体が動いてくれるみたいな」

なるほど。ちょっと我々も参考にできそうなことですね。最後にもありましたこのピッチで選手や監督にとってサポーターの声っていうのはどのように届いていますか?