島根県大田市では総額81億円と、当初の見込みより大きく膨らんだ新庁舎建設の財源を確保するため職員の給与カットを市議会に提案していました。
全国的にも稀な庁舎建設のための職員給料カット案に市議会の最終判断は・・・。
提案されていた議案は、老朽化した現在の庁舎に代わり、新しい庁舎を建てるための財源確保を目的としたものでした。
澤田祥太 記者
「こちらの天井には穴が開いてしまっていて雨が降ると雨漏りをしてしまうということです」
1982年に完成した今の大田市役所。
すでに築40年以上が経過し、傷みが激しくなっています。
このため大田市は、2031年の供用開始を目指して、駅前に新庁舎を建設することにし、去年その費用を30億円から40億円ほどとして市民に説明していました。