人の髪の毛に寄生し、卵をうむ「アタマジラミ」。近年、あまり聞かなくなったという人も多いかもしれませんが、コロナ禍を経て、密かに流行が拡大しているのです。

CBCテレビのスタッフの子どもの髪にも「アタマジラミの卵」と思われるものが…

ことし3月、スタッフのもとに届いた一通の連絡。

「息子さんの髪の毛にシラミの卵とみられるものがあったので、至急お迎えに来てください。同じクラスには、シラミが発見された子どももいます」

息子を保育園に送り、出勤していた最中に携帯が鳴りました。急いで家に連れて帰って確認すると、確かに頭には“白いフケのようなもの”が。

「アタマジラミの卵」と思われるもの

ネットで調べて、ドラッグストアで購入した市販のシラミ駆除シャンプーで息子の髪、さらに家族の髪も念入りに洗ったといいます。

「シラミは遠い昔の話かと思っていた」とスタッフ。

その後も、専用のシャンプーを10日ほど使い、3歳上の小学生の兄や家族にうつることはなかったと話します。

「アタマジラミの卵」と思われるもの

(スタッフ)
「最初はフケかと思ったら、それが“卵”だった。かゆがる様子もなかったし、言われないと気づかなかった。シラミ自体は最後まで見つけられなかった…」

学校などで「シラミ」の検査をしたことがあるという人もいるかもしれませんが、そもそもアタマジラミとはどういったものなのか。