■平和大使になった現役県議「旧統一教会と平和大使協議会“実質は一緒”」
事務局長に誘われ、平和大使になった現役の自民党県議がいる。
事務局長は教団の肩書は告げず、平和大使協議会として、県議になる前から近づいてきたという。

“平和大使”に任命 自民党県議
「(平和大使協議会は)選挙区に1人は近い存在の政治家がいてほしいというか、そういうふうな考え方で」
誘われた会合に出席する中で、徐々に「宗教色」を感じ始めたという。
“平和大使”に任命 自民党県議
「地元の方から『イベントがある』ということで。それは(教団関連団体の)UPFに関連するイベントでしたけど、専門の言葉が出てきたりしていた」
ーー真のお父様とか?
「そうですね。そういうことも」
ーー旧統一教会と平和大使協議会は関係ないと言っていますが、ご自身の感覚ではどうですか?
「どの会場に行っても同じような方がおられるんで。“実質は一緒なんだな”っていうのは、だんだんわかってきたような形ですね。私が平和大使になったり、イベントに出席したことで被害につながっているとしたら申し訳なかったし、いわれるがまま・・・みたいなところもあったので、軽率だったかなというふうに思っています」
あらためて、細田重雄氏に聞いた。

ーー文鮮明自叙伝出版記念イベントに参加されていますよね?
自民党・細田重雄 島根県議
「え~どこで?」
ーー松江ですかね。
「そんなもんあったかな、知りませんよ。出てないもん、記憶ないですよ」
2021年、選挙の年に「平和大使の責任も大きくなる」と発言したとされる記載については・・・
「こらえてくださいよ。そんなこと」
ーー記憶にないってこと?
「覚えてないですよ」
ーー去年のことでも覚えていないですか?
「覚えてないですよ、全く。記憶ない、そんなこと。去年の冬のこと覚えている?どこの記録に残ってんの?」
ーー教団系のAPTFという団体。
「信用しないよ、そんなもん」
細田衆院議長にも取材したが、これまでに回答は得られていない。
(『報道特集』10月15日放送)
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