東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働をめぐる“県民投票条例案”を請求する市民団体が、新潟県の花角英世知事に条例案への賛同を求めました。

13日に新潟県庁を訪れた『柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会』の代表らは、花角知事や県議会議長にあてた要望書を担当者に手渡しました。

県民投票条例の制定に向け『県民投票で決める会』では、新潟県内の全市町村でおよそ14万3000筆の署名を集めていて、花角知事に対して条例案に賛同する意見をつけることなどを求めたものです。
【世話人 水内基成 請求代表】
「14万3000筆を超える有効署名を重く受け止めていただいて、ぜひ知事には、この条例案に賛同する意見をつけていただきたい」

団体は27日に条例案を請求する予定です。
なお、14日の新潟県議会では、資源エネルギー庁の村瀬長官らに対する参考人招致が行われます。