前市長について「パワハラ体質」と記載 ビラを配った問題も…

市長と市議会の対立は、これだけではありません。去年11月の豊橋市長選で長坂市長の陣営がネットメディアの記事を引用し、前の市長について「パワハラ体質」などと記載した法定ビラを配った問題もあるのです。

市議の指摘を受けて設置された市の調査委員会は、今月4日「パワハラに関する事案は確認できなかった」とする報告書を公表した一方、長坂市長は今月7日、「職員から新たな情報提供があった」として第三者による調査を行う方針を示しました。

一連の市長の対応について市議からは、追及が相次ぎました。

(まちフォーラム 星野隆輝 議員)
「法定ビラに引用した記事の内容について間違いなかったとの認識か?」

(豊橋市 長坂尚登 市長)
「あくまで個人という立場で答えるが、引用箇所について一定の真実性があるという私の評価自体は変わっていない」

そして…

(自民党豊橋市議団 市原亨吾 議員)
「長坂市長に対する問責決議案についてです」

自民党市議ら23人から「これまでの独善的な市政運営の有り方について猛省を促すとともに、市長としての責任を強く問う」などとする市長への問責決議案が提出されました。