花粉を「家に持ち帰らない」ためには・・・
花粉を持ち帰らないために、静電気による衣服への花粉の付着にも注意が必要です。
静電気を帯びているときと、帯びていないときを比べると、花粉の付着量は、静電気を帯びている方が倍ほど多くなります。

静電気が”発生しにくい”素材とは

静電気が発生しにくい素材もあります。
《帯電しにくい》
▼綿(シャツ・Tシャツなど)
▼絹(着物・シャツなど)
▼麻(シャツなど)
《+に帯電しやすい》
▼ナイロン(ストッキング・バックなど)
▼ウール(セーター・コートなど)
▼レーヨン(肌着など)
《-に帯電しやすい》
▼アクリル(セーターなど)
▼ポリエステル(フリース・ジャンパーなど)
▼アセテート(スカートなど)
恵俊彰:
マイナスとプラスというのがあるんですか?
大久保公裕教授:
プラスとプラスじゃくっつかないじゃないですか。マイナスとプラスが
くっついて、帯電という状況になっているので。
気象予報士 森朗氏:
それぞれ単独の電気を帯びやすい性質もあります。(プラス・マイナスの距離が)幅が広いものの組み合わせだと、電気を帯びやすい。綿とか絹とか麻とかは比較的帯電しにくいので、和服・お着物なんかは比較的静電気が発生しにくいです。
コメンテーター 白井智子:
私も天然素材を好んで着ます。
恵俊彰:
あるんですね、環境って。
大久保公裕教授:
そうですね。我々の体っていうのが、花粉を吸い寄せられるような体にしてはいけない。
洋服であれば、花粉がつかないスプレーみたいなものがあるので、それで帯電を減らす手もあります。
服の組み合わせにも注意が必要です。