東日本大震災の発生から14年となった11日、鎮魂と復興の願いを込めたキャンドルに火を灯す学生団体主催のイベントが開かれました。

このイベントは、復興をサポートするボランティアに取り組む岩手大学の学生団体「三陸委員会ここより」が企画したもので、今回が3回目の開催です。
会場となった盛岡駅前滝の広場には、およそ830個のキャンドルが用意され、火が灯されました。浮かび上がったのは「祈り3.11」の文字です。

(「三陸委員会ここより」 東田健志副代表)
「震災を忘れないでほしい、覚えていてほしいし、あの時あったはずの教訓が最近忘れている人もいるんじゃないかと思うので、今一度思い出してほしい」

11日は大船渡市で発生した山林火災のための募金活動も行われ、イベントを訪れた人たちが協力していました。
集まった募金は12日、大船渡市に届けられる予定です。