東日本大震災から14年。午後2時46分、被災地は鎮魂の祈りに包まれました。先月発生した山火事で二重の被災となった岩手県大船渡市では、大災害への備えを改めて誓う1日となりました。
東日本大震災から14年 被災地で鎮魂の祈り

「心の整理がつかないね。避難とか津波を実際に見たり、その後の生活、いろいろ思い出すので」
「母ちゃんが亡くなった。まだ行方不明であがっていない。『早く帰ってきてください』の一言だね。会いたいですよ、やっぱり」
震災で津波に襲われた岩手県大船渡市は、今回の山火事でも大きな被害を受けました。

岩手・大船渡市 渕上清 市長
「東日本大震災の教訓を胸に、市民一丸となって大火災からの復旧・復興にあたることをお誓い申し上げます」
避難指示解除から1日経った大船渡市綾里の湊地区では、少しづつ復興に向けた動きが始まっています。