「北海道・三陸沖後発地震情報」とは?

「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は、北海道や東北地方の太平洋側のこのエリアで、モーメントマグニチュード7以上の地震が発生した場合、日本海溝や千島海溝を震源とする巨大地震が発生する可能性があることへの注意を呼びかける情報で、2022年12月に運用が始まりました。

日本海溝・千島海溝沿いのエリアでは大きな地震のあと、さらに大きな地震が立て続けに起きることがあり、そのうちの1つが「東日本大震災」です。三陸沖でマグニチュード9の地震があった東日本大震災では、2日前の3月9日にマグニチュード7.3の地震が発生していました。

こうした先例を生かすために運用が始まった「北海道・三陸沖後発地震注意情報」。青森県では、防災対応を取るべきエリアとなっているのは太平洋側だけでなく、陸奥湾、日本海側にかけての28市町村となっています。