診察室に「トレーニングジム」

『渋谷デンタルオフィス』(東京・渋谷区)では、診療室の一角に【パーソナルトレーニングジム】を併設。
様々な筋トレができる本格的なマシンがあり、専属トレーナーがマンツーマンで指導もしてくれます。

豊川竜多院長:
「トレーニングと口のメンテナンスはすごく似ていて、どちらも健康をゴールにしている。“トレーニングついでにクリーニング”を目的としている」

「健康な体があってこその歯の美しさ」という信念の元、この形が完成したとのこと。
患者さんも「以前は半年に1回程度だったけど、ジムがあるので週1回来るようになり歯の治療も進んだ」と話し、通うハードルが下がるメリットもあるようです。

推し活感覚で通える「萌え歯医者」

新名部員:
「え~メイドさんがいます。なんで歯医者にメイドさんが?」

東京・秋葉原にある『アキバ歯科』では、歯科衛生士が「メイド服」で接客。
院内では「自分の好きな名前」で呼んでもらえて、「推しの歯科衛生士」まで指名することができる【萌え歯医者】なのです。

歯科衛生士メイド・ももねちゃんに「ほとんど出血しないね。すごいと思う」と声をかけられた女性患者も「うん」と答え、リラックスムードです。

女性患者:
「元々歯医者さんに行くのが、すごい緊張していた。それが今は全くなくて、“推し活の感覚”で来た方が気持ちが楽

「萌え歯医者」にした理由は、やはり危機感からと話すのは、湯川譲治院長。「差別化を図る結果で、今まで来てくれなかった人が来てくれる。何とかして患者さんを確保することが重要だと思う」

生き残りをかけ、進化する歯医者。今後はどんなサービスが生まれてくるのでしょうか?

(THE TIME,2025年3月10日放送より)