能登半島地震にも思い 「世の中の歯車のひとつとして」
名古屋に来て10年、寺下さんは現役中に巡業先で出会った妻と2人の息子と暮らしています。

妻・寺下麻美さん「どちらかというと主人のほうが堅実なタイプなので、もうおまかせしますみたいな感じでした」
長男・寺下研蔵くん(小学3年生)「施術が得意な人。相撲が好きな人。十両まで行ったらしい」
次男・寺下清蔵くん(年長)「やさしい」
地元は能登町の宇出津。ふるさとへの思いも胸に仕事に向き合う日々です。
寺下隆浩さん「なんとか、ちょっとでも戻ってくれたらいいなとは思う。世の中の歯車のひとつとして目の前のことを一生懸命やるんじゃないかという気持ちでやっている」

目の前の一番に集中するような気持ちで。寺下さんは第二のキャリアで輝いています。