8日、イタリアの大統領が広島を訪れ慰霊碑に参拝したほか、被爆者と面会し、証言を聞くなどしました。

原爆慰霊碑を参拝したのは、イタリアのセルジョ・マッタレッラ大統領です。

マッタレッラ大統領の広島訪問は大統領になって初めてで、本人の希望で実現したということです。

大統領は原爆資料館を視察したあと、被爆者や湯崎知事と面会。核兵器が使われる可能性に懸念を示した上で次のように語りました。

イタリア セルジョ・マッタレッラ大統領
「イタリア共和国はこの危険な”漂流状態”を断固非難し、ゆるぎない決意を持って核戦争ではだれも勝利を得ることができず戦ってはならないことを訴え続けます」

県被団協 箕牧智之理事長
「基本的に考えは私たちと同じだと思った。これからも閣下には核兵器廃絶に尽力いただきたい」

大統領は被爆者の証言にも耳を傾けたということで、同席した湯崎知事は「被爆の実相を継承していくためにも心強い」と話してました。