■がん治療で見た目が変わっても…
滝澤さんの活動はもうひとつあります。
その拠点は、北海道がんセンターのアピアランスケアルームです。
ここは、がん治療で見た目が変わっても安心して過ごせるためのケアグッズを揃えていて、実際に触れて確かめることができます。
・馬場佑里香 記者
「結構重みがあって、すべすべしていますね」
・滝澤ひとみさん
「重みもある程度ないと体がバランスがよくない。(下着に)パッドを入れて使う」
滝澤さんは、自分の経験を生かしてピア・サポーターとして勤務し、患者の相談に応じています。
・滝澤ひとみさん
「自分だけが誰かに支えられているのではなく、自分も誰かを支えている。それもすごくパワーになる」
当事者どうしが悩みを話し合うことで、それぞれが前向きになれる「ラクシア」の活動。
どんな悩みでも、吐き出せる場所を見つけることが、心の元気につながるかもしれません。