子どもたちが「おかわり」と言えるようにという思いを込め、新潟県主食集荷商業協同組合青年部が玄米1tを新潟県フードバンク推進協議会へ寄付しました。
5日に新潟県三条市で寄付されたのは、トラックに載せられたコシヒカリやこしいぶきの“30kg詰め”玄米35袋、あわせて1tです。

「業者側も本当に大変ですね、正直」
「コメの価格が高騰しているなかで、どうにか出そうと…」
ごはんを頬張る子どもたちの姿を想像し、賛同した集荷業者7社が玄米を持ち寄りました。
【新潟県主食集荷商業協同組合青年部 関口真也 部長】
「普段は『おかわりしな』とか言うけど、それが『おかわりしないで』なんて言わなきゃいけないのは、悲しくなる。おいしく食べてほしい」

【新潟県フードバンク推進協議会 山下浩子理事長】
「去年、コメが“本当に無い”っていう危機的な状況を抱えながら、チョボちょぼとキロ数を減らしながら何とかお渡ししていた…」
「堂々とおコメを手渡しできるということは、こうやって支援してくれているからで、本当にありがたく思うし、感謝でしかない」

この玄米は、フードバンクが精米した後に、各家庭へ届けられるということです。