能登半島地震からの復興に向けた人材サービスを考える研修会が、金沢市内で開かれました。
4日に開かれた研修会は、人材派遣サービスの向上を目指し、石川県人材事業協議会が開いたもので、「能登半島地震からの創造的復興」をテーマに開催されました。

研修会には、人材派遣会社や行政関係者など、およそ100人が参加し、最新の雇用情勢や、ICT活用による被災地支援活動の事例などが紹介されました。
登壇した企業の担当者や有識者は人・地域・企業を密に繋げ、マナーや礼儀の教育にしっかりと取り組むことで信頼関係につながると訴えていました。

石川県人材事業協議会 澁谷進 会長「やっぱり人と人とが手を繋ぎ合って、物事を成し遂げていくのが人の世だと思います。繋ぎながら、新しい時代というか、新しい仕事、新しい人生をみんなで作り上げていこうと、そういうようなことに、一助になれば幸せだなと思います。」
県人材事業協議会は、引き続き県と連携し、被災地での仕事の斡旋や相談対応などに取り組んでいくことにしています。