広島県廿日市市の中国自動車道の工事現場で、作業員5人が足場ごと落下して2人が死亡した事故で、NEXCO西日本は安全性を確認のうえ工事を順次再開すると発表しました。

この事故は1月27日、廿日市市吉和の中国自動車道下り・鷹の巣橋で作業中の男性5人が、橋脚に吊り下げられていた足場ごと、高さ約20mから落下して、2人が死亡、3人が重軽傷を負ったものです。

これまでに、足場を釣るチェーンの本数不足や、チェーンと橋脚を固定するアンカーボルトを打ち込む位置に不備があったことが明らかになっていました。

4日にNEXCO西日本は第2回技術検討会の結果を発表。アンカーボルトを打ち込むための下穴の深さが足りておらず、完全に打ち込めていない状態で工事を進めていたことを明らかにしました。

足場を設置する際の基準値を作業員に周知できていなかったことが原因だということです。

今後は全ての作業員に設置の基準値や、基準値を満たしていない場合の危険性などを周知徹底することで再発防止を図り、安全性を確認のうえ工事を順次再開するとしています。