地震と豪雨で2度にわたって甚大な被害を受けた珠洲市の道の駅「すず塩田村」が、1年2か月ぶりに営業を再開しました。
復興への第一歩を踏み出した一方で、観光客が見込めないなか、スタッフたちは複雑な思いを抱えています。珠洲市の外浦にある国道249号沿いの道の駅すず塩田村は、3日、1年2か月ぶりに営業を再開しました。

道の駅すず塩田村・神谷健司駅長「来られた客から良かったねという方とか、わざわざ来てくれた方は営業再開おめでとうございますという言葉をかけてくれた方もいた。笑顔になりましたし、何か少し重たいものを背負うとったものが少しずつ軽くなっていくのかなという気もします」
塩田村では、2024年1月の地震で敷地に亀裂が入ったほか、海水を天日干しにする塩田が傾くなど甚大な被害を受けました。