能登半島地震で大きな被害を受け、急な坂道やカーブが続くのと里山海道などで、2024年末の集中工事のあと、安全性が向上したことが国土交通省の調査で分かりました。

能越自動車道とのと里山海道は、能登半島地震で道路が崩落するなど大きな被害を受け、現在も多くの区間で仮復旧の状態が続いています。

国土交通省は、徳田大津インターと のと三井インターの間を2024年11月から12月にかけて夜間通行止めにし、集中工事を実施しました。

その結果、急ブレーキの回数がおよそ35パーセント、急ハンドルの回数はおよそ40パーセント減少し、この区間で平均所要時間もおよそ2分短縮されました。

国土交通省などでは、3月17日から4月4日にかけて、再び夜間の集中工事を行い、防護柵の設置や工事用車両の出入り口を整備することにしています。