2025年4月に開幕する大阪・関西万博を前に、中学生が未来を体験する特別授業が開かれました。
子どもたちに未来の社会について考えてもらおうと、全国で開かれている特別授業。3月4日は、万博に出展するNTTグループが、熊本県八代市の中学校で「コミュニケーションの歴史と未来」について授業をしました。
その中で、子どもたちは2つの最先端技術を体験。1つ目は録音した声をAIで再現する音声合成技術です。先生の声をAIで分析し、全く違う言葉をしゃべらせると…?
先生の実際の声「新しいニュースはありません」
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AIで合成した音声「複数の連絡先が見つかりました」
生徒「すごい」「すごく似ていてビックリしました」

そして2つ目は、筋肉が動く時に発生する微弱な電気信号の解析技術を使ったゲーム。将来的には、体が不自由な人たちのコミュニケーションの手助けとなることが期待されています。
生徒「身体を動かさなくても操作できるところがすごいなと思いました」

子どもたちは、楽しみながら未来の社会に思いをはせていました。