ことし1月の富山県内の有効求人倍率は1.39倍と、6か月ぶりに前の月を上回りました。
富山労働局が発表した1月の県内の有効求人倍率は1.39倍と、前の月より0.01ポイント上昇しました。前の月を上回ったのは6か月ぶりです。
有効求人数は前の月より0.5%減ったものの、有効求職者数が前の月より0.9%減少したため、結果として有効求人倍率が上昇しました。

富山労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きに足踏み感があり、改善の動きに弱さがみられる」として、今後については「人件費や物価上昇に加え能登半島地震が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。
