アメリカのトランプ大統領とともに、ウクライナのゼレンスキー大統領を首脳会談で厳しく批判したバンス副大統領がインタビューに答え、「対話の扉は開いているが、態度を改めなければならない」とウクライナ側に注文をつけました。
バンス副大統領
「彼(ゼレンスキー氏)は、和平プロセスに取り組む気が無いことが明確でした。それがトランプ大統領とアメリカ国民の政策であるにもかかわらずです。そこで完全に決裂しました。ゼレンスキーは今もまだその気ではないと思います。しかし、結局はそれを実現しなくてはならないのです」
バンス副大統領は、3日に放送されたFOXニュースのインタビューで首脳会談が決裂した様子を振り返りました。
バンス副大統領
「ウクライナ側から少なくとも1回は対話を続けたいとの申し出がありましたが、トランプ大統領は『彼らはとても無礼だ』『一体何を話しあうというのか』という感じでした。大統領が求める解決策については、彼らは話したくないという態度でしたからね」
バンス氏は、ゼレンスキー大統領の態度をこのように批判しましたが、「対話の扉はまだ開いている」とも話しました。
バンス副大統領
「トランプ大統領は明確に言っています。ゼレンスキーが真剣に和平を話し合うなら扉は開いていると。大統領執務室に来て『安全を保証しろ』『何を譲歩するかは協議しない』なんて言うべきではありません。それがウクライナの態度でした。その態度を改めて和平について話す気になれば、トランプ大統領は真っ先に電話を取るでしょう」
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