所在地以外の自治体に寄付できる「企業版ふるさと納税制度」を使い新庄市に寄付を行った大手生命保険会社に、きのう感謝状が贈られました。
今回、新庄市に寄付を行ったのは大手生命保険会社の「第一生命保険」です。
新庄市は初代藩主である戸沢政盛が1625年に新庄城を築城してから今年で400年を迎えます。

第一生命はこの開府400年を記念し、地域を応援したいという思いから今回の寄付を行いました。
きのうは新庄市役所で、山科朝則市長が第一生命に対し感謝状を贈りました。
第一生命 山形支社 本夛光一郎 支社長「地域活性化の一助になれば。地域医療や様々な課題があるので(今後も)少しでも役に立てるなら何でも協力していきたい」

この度第一生命が寄付したのは50万円。
企業版のふるさと納税制度は、国が認定した地方自治体の取り組みに対して企業が寄付を行うものです。
企業は寄付額の最大9割が法人税などから控除されるほか、地方自治体にとっては財源確保につながるため、双方にメリットがある制度です。

新庄市 山科朝則 市長「開府400年 歴史に残る記念の事業にしていきたい。その中でありがたく使わせていただく。ありがとうございます」

今回の寄付金は記念事業の中の伝統文化の継承事業などに使われるということです。
