去年7月の大雨で県道が崩落し、観光業者を中心に大きな影響が出た出雲市の日御碕地区で3日、新たな観光キャンペーンが始まりました。
評判が良ければ、定番の観光商品に育てていきたいということです。

こちらの「出雲日御碕オリジナルミニ海鮮丼食べ歩き」は地区内の5つの飲食店から2店舗選びオリジナルのミニ海鮮丼を食べ歩くキャンペーンです。

まず、2800円できれいな丼を購入。地元の出西窯が日本海をイメージして焼き上げた特注品です。
これを店の人に手渡すと、出て来たのは。

記者 入江直樹
「ヒラマサやタイ、マグロ、白いかが満載の丼です。頂きます。新鮮なお魚が口の中でぴちぴちするような、そんな丼ですね。」

道路崩落で観光客の賑わいが一時消えた日御碕地区ですが、仮設道路が徐々に拡充され、去年末には大型バスの行き来も再開。

出雲市は冬季の閑散期対策と今後の観光シーズンに向けた実験を兼ねて
今回、地区自慢の海鮮丼を食べ歩くキャンペーンを計画しました。


出雲観光協会 斉藤謙一 事務局次長
「実際食べて頂いて、お客様の反応というかそういったものが良ければ。体験プランとして継続して行ければなと」

市内の女性
「朝ごはんを抜いて来て食べたかいがある位、おいしいです。新鮮なお魚で。」

花房商店・花房芳政さん
「道路が崩落した時には営業がならなくて。今、普段に帰ってお客さんを迎えることか出来ております。大変喜んでおります。」

空いた丼を持ち、次の店に移ります。タイやサーモン、ホタテ、イクラなど8種類の海鮮が山盛りです。

記者 入江直樹
「正に海鮮の芸術品ですね、この色とりどりの美しさ。素晴らしいですね。8種類のお魚がもう色とりどり、もう口の中でお祭り騒ぎですよ。」

tatsuzawa misaki cafe 龍澤智子さん
「2か月間位、休業させて頂いて、皆さんのご支援で、ほぼほぼ元に戻ってる感じで。いろんな店の味を楽しんで頂いて、また日御碕のことを知って頂く良い機会かなと。」

客の集中を避けるため正午前後の時間帯は利用出来ないのと休みが不定期な店があるため、市は事前にビジターセンターに利用出来るか問い合わせて欲しいと話しています。