■予約が好調も予算には上限が…群馬県だけ“10月末で終了”?
「全国旅行支援」の開始に期待や歓迎の声があがる一方で、こんな事情を抱える自治体もあります。
山本キャスター:
すごい迫力がありますね!

群馬県の伊香保温泉、上州山麓が一望できる露天風呂が自慢の温泉旅館「美松館」。こちらも「全国旅行支援」を利用する予約が好調だといいます。
温泉旅館代表:
好スタートというか予約も朝から結構入っていて、お客様の期待も大きいのかなと。
山本キャスター:
全国旅行支援始まったが活用は?
埼玉からの観光客:
(活用)しました。お得なのでぜひ使わないといけないなって。
しかし、11月以降の予約の問い合わせには、こんな対応も…

女将:
群馬県は今のところ10月31日までしか確定をしていないので、11月のは確定をしてからでないと、たぶん予約には入れないと思う。
群馬県は「全国旅行支援」について実施期間を当面、10月末までとしています。というのも、この支援は、国から配分された現行の県民割予算を財源に充てることになっています。しかし、群馬県では県民割が予想以上に利用されたため、今回の支援に引き継ぐ予算が少なくなり、期限を区切ったということです。
群馬県内からの旅行客:
群馬県だけ10月いっぱいっていうのはなんか気の毒な感じ。
群馬県内からの旅行客:
これからスキーシーズンとか紅葉シーズンが始まるから、少しでも延長してもらえると色々なところから来てもらえるのかなと。
群馬県は11月以降も「全国旅行支援」を延長するため、国に対し予算の追加配分を要請することを検討しています。
旅館側は、もちろん延長を望んでいます。
温泉旅館代表:
延長されるような形で、全国支援割も実施させていただければなと期待している。