石川県は2024年度の第2次3月補正予算案を発表しました。能登半島地震と奥能登豪雨への対応状況を踏まえおよそ2269億円の減額補正となります。

2024年度最終となる県の第2次3月補正予算案は、一般会計で2268億8944万円を減額し、当初予算などと合わせた2024年度全体での累計は1兆2249億円余りとなります。

主な項目としては、地震や豪雨への対応として国の予備費で新たに創設された能登創造的復興支援交付金の活用や2025年に入ってからの大雪による除雪費が計上されています。

一方、2024年度の当初予算で多めに見込んでいた地震や豪雨の対応については実施状況を踏まえた上で2352億円余り減額となっています。

3月3日に内示された第2次3月補正予算案は、開会中の県議会定例会に追加提出されます。