エアコンが県立高校61校のうち6校で未設置だったことを受け、塩田知事は8月下旬に公費での設置を打ち出しました。あれからおよそ1か月半、未設置だった鹿児島県いちき串木野市の市来農芸高校でエアコンの設置が完了し、11日から試運転が始まりました。
(1年生)「待っていました」「うれしい」
市来農芸高校ではこれまで普通教室にエアコンがなかったため、夏場は窓や扉を全開にしたり大型扇風機を使ったりして乗りこえてきました。
県は財政難などを理由に公費で設置していませんでしたが、九州各県で公費での設置が進む現状が報道された後、知事は8月下旬に未設置の6校に公費で設置することを表明。先週金曜、市来農芸高校にエアコンが運び込まれ、3連休中に設置工事が行われました。そして・・・。
(記者)「工事は順調に進められ、こちらが今回設置されたエアコンです」
市来農芸高校では普通教室の前方に1台ずつ、合わせて9台の家庭用エアコンが設置されました。そして11日から試運転が始まり、生徒たちはエアコンのついた教室で授業を受けていました。
(1年生)「実習後とかは(体が)暑くなっているので、クーラーがついていていいかなと思う」
(2年生)「うれしい。暑かったり寒かったり、自分で体調管理をしないといけないので大変だった」
(市来農芸高校 倉岡八郎校長)「生徒・職員・保護者も非常に喜んでいて、ありがたい。過ごしやすく快適に授業や学校生活を送れると思う」
県教育委員会は、未設置の6校に合わせて42台のエアコンを設置する方針です。本体購入と設置にかかる費用、およそ2300万円は公費ですが、電気代はほかの県立高校と同じく保護者の負担となります。6校全てでエアコン設置が完了するのは、今月中の見込みです。
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