妻は日本語が話せなかった

外国人が働き、生活する上で、行政の支援も欠かせません。インド出身のジェイディープさんは妻と2人暮らし、長崎市の支援が役に立っていると話します。

ジェイディープさん:
「妻は日本語話せなかった。外に出かけるのが大変だった。今は、日本語を学んでいて、アルバイトもしている。市役所には日本語を教えてくれるボランティアがある。とても役に立っている」

長崎大学多文化社会学部 細田尚美准教授:
「周りの人たちとも仲良くできていて、一緒に暮らす場として、安全で楽しい場所があること。そういう環境もとても重視しているので、長期的に心地よく住める所が大切だと思う。そういう仕事だけにフォーカスせずに考えている人たちがいるというのも重要じゃないかなと思います」

ずっと日本で働きたい

職場や行政からのサポートを受けることで言葉や文化、習慣が違う長崎でも安心して暮らすことができています。

ヴィーナヤさん:
「職場は心地よいです。マネージャーなどはすべてにおいてサポートしてくれる。働きやすい環境です。ずっと日本で働きたいです」

互いの文化や違いを理解することで企業や人々が成長できる社会。外国人労働者が増えている長崎で「暮らしやすさ」をキーワードにその環境づくりが広がっています。