垣根を超える交流 「本場のカレー」に舌鼓

カチャーディヤ ヴィーナヤさん:
「ターメリックパウダー・チリパウダー」

ヴィーナヤさんは、長崎では手に入りにくいスパイスをインターネットで取り寄せ、本場のインドカレーを作ります。この日、自宅に同僚を招き、手料理を振る舞いました。

亀山電機企画部 大塚昌紀さん:
「めっちゃ辛っ!でもおいしい!」
ヴィーナヤさん:
「彼女はとても親切です。いつも銀行や行政などの書類や手続きなどについて大塚さんに聞く。大塚さんはいつも手伝ってくれる」

亀山電機企画部 大塚昌紀さん:
「一緒に働けてうれしい、積極的に話してくれるので初めて知ったこともあるし、普段使わない英語も自分のスキルアップになってるのも楽しいと感じる」

企業が支える「働きやすい環境」

会社では節分や花見の季節に合わせ社内で会食を開き互いの文化を知る場を作っています。外国人を雇用するにあたって会社には「生活」のサポートも欠かせません。

亀山電機・井下等専務:
「住まいですね。住まいのところが非常に、やはり外国人なんで保証は全て日本人じゃないとダメなんで。引っ越しだとか、手伝いっていうのは本人たちがあまり車とか運転できないんで、会社の方で何人かで対応してきました」

外国人とと共に生きる 長崎の可能性

移民や多文化共生について研究している長崎大学の細田尚美准教授は長崎と外国人の関係についてこう考察しています。

長崎大学多文化社会学部 細田尚美准教授:
「長崎は地理的にも歴史的にも今まで色々な人たちを外から受け入れてきたっていうところがあって、潜在力はとても高いのかなと。外国の人たちが住みやすくなっていくっていう部分も大切だと思います」