燃料高、物価高の波は、地域のいこいの場にも押し寄せています。富山県内の銭湯の入浴料金が1日から一律で30円値上げ、大人はついに500円となります。
「最高。最高です」
寒いこの時期に行きたくなる銭湯ですが…3月1日から入浴料金が変わります。
30円値上がりし、大人が500円、6歳以上12歳未満が180円、6歳未満が100円となります。背景にあるのは、燃料コストや電気代などの高騰です。

立山鉱泉 中平昇吾さん
「(燃料コストが)かなり上がってきている感覚はありますね」
「約2倍くらいにはなってるかと思います」

富山市の「立山鉱泉(たてやまこうせん)」では、これまでお湯を沸かすために燃料として重油を使っていましたが、コロナ前と比べて価格が2倍近くにまで高騰。

現在は、材木店などから端材を譲り受け、重油と併用しています。
立山鉱泉 中平昇吾さん
「薪を回収しに行ったりですとか、薪を入れるという作業もかなり肉体労働になりますし。ちょっと先日も薪入れ中に失敗してやけどしたりとか」