4年に1度、バレーボールの世界最強国を決める世界バレー女子大会(オランダ・ポーランド共同開催)は、日本時間12日に準々決勝が行われる。眞鍋ジャパンは12日の午前3時(日本時間)からオランダで、世界ランキング2位のブラジルとベスト4を懸けて戦う。
1次、2次ラウンドのアーネム、ロッテルダムから場所を移し、アペルドールンで開催される準々決勝。決戦を翌日に控えた女子日本代表は本番会場で1時間半練習を行い、使用される照明などを確認した。
練習後に取材に応じた眞鍋政義監督(59)は「ここまでで一番やりやすい会場」と好感触の様子。“最低限の目標”としてきた「ベスト8」入りを決めた眞鍋ジャパンだが「ずっと言ってきたがベスト8から4にはすごく高い壁がある、全員で集中して明日の試合に臨む」と気合が入る。
ここまでチーム最多143得点の井上愛里沙(27)も「やれることはやってきたと思うので、あとはそれを出し切るだけ。ここからが勝負。4番のキャロル選手と10番のガビ選手に仕事させないところが大事になってくるかなと思います」と話す。
1次ラウンドでは世界バレーで40年ぶりにブラジルから白星を挙げた日本。12年ぶりのメダル獲得へ再度、金星を狙う。
【練習後選手コメント】
■1次Rのブラジル戦で27得点の井上愛里沙(27)
「やれることはやってきたと思うので、あとはそれを出し切るだけだと思うので、しっかり結果に繋がるように明日の一点目からいいスタートを切りたいと思います。すごくワクワクしている気持ちもありますし、ここからが勝負だなと思っているので、やっぱりこの壁を乗り越えるにはすごく良い相手だと思いますし、本当に自分たちの力を出し切ればもう一度勝てると思うので、全員で頑張って行きたいと思います」
■1次Rのブラジル戦でスタメンの石川真佑(22)
「これで負けたら終わりなので、出だしの入りもすごく集中して入らないといけないと思いますし、今まで以上に緊張感を持ってやりたいなと思います。予選の時より強いブラジルでくると思うので、自分自身もさらに集中したい」
■攻守で日本を支える林琴奈(22)
「こうやってせっかくチャンスを自分たちが掴んだ以上は、明日しっかり勝ってベスト4に入って、パリオリンピックにつなげられるようにしっかり自分たちで気持ちを入れてやっていきたいなと思います。自分たちのバレーがどれだけできるかというのがすごく鍵になってくると思いますし、相手もやっぱり強いチームなので、自分たちの勢いをしっかり出して絶対に勝ちにいきたいと思います」
【準々決勝 12日】
■イタリア(1位)-中国(5位)
午前0時~@オランダ
■アメリカ(4位)-トルコ(7位)
午前0時30分~@ポーランド
■ブラジル(2位)-日本(6位)
午前3時~@オランダ
■セルビア(3位)-ポーランド(10位)
午前3時30分~@ポーランド
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