足を引きずっても…海に出る思い
漁師歴4年。順風満帆に見える曽場さんですが。
氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「足痛い…。お待たせしました」
なんと松葉杖姿の曽場さん。実は足を骨折しています。

2024年10月、500キロほどある網をさばく機械が右足に落下。1か月入院し、今も足首の関節にボルトが入っている状態です。

氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「仕事終わったら使い物にならない」
現在もリハビリを続け痛み止めを飲んで漁に出る日々です。曽場さんはイワシ漁の未来を冷静に考えています。
氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「豊漁なのは今現在嬉しいことですけど、それに甘えてなにもせずにこのままいくとたぶん将来的に減少していくと思うので、そこを早めの段階から考えて、漁をするように工夫と努力をしていきたいと思ってます」

曽場さんは今後イワシの漁獲量を見直すなど、持続可能な水産資源の環境をつくっていきたいと話します。トレードマークの金髪ロン毛をなびかせて曽場さんはきょうも海に出ます。















