必見!イワシ漁師が教えるおいしいメニュー
最強寒波が襲来した今月21日。氷見市の午前1時ごろの気温はマイナス2.1℃。
極寒の中でも曽場さんはいつものタンクトップ姿で網を引き上げます。

船のタンクが満タンになる6.5トンを引き上げることに成功しました。イワシの豊漁は今シーズンも2週間ほど続いています。
ところで気になるのは今が旬のイワシの美味しい食べ方。

宇波漁港にほど近い公民館では、住民がイワシをみりん干しにしていました。
みりん干しや塩焼きは一般的ですが、イワシを知り尽くす曽場さんならではの絶品イワシ料理を教えてもらうと。

三枚におろしたイワシを半分に切り衣をつけてこんがりとあげます。
酢や醤油、はちみつなどで作ったタレにパプリカや玉ねぎ、イワシをあえると南蛮漬けが完成。

氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「お待たせしました」
地元の人「カリカリして美味しいです」

イワシ特有の生臭さがとれ、さっぱりとした味わいです。
そのほかにもイワシはいろんな調理方法があるということで、つみれ汁や生姜煮など5品を短時間で作ってくれました。
氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「とるのも大変ですけど、手間かけて調理したら、おいしくなるんだよっていうことを皆さんに知っていただけて、味わっていただけてよかったです」

地域のお母さんたちから人気者の曽場さん。
地元の人
「漁師さんできるがかなって感じの人やったけど、すごいですよ力持ちで。お母さんたちにとったらね、孫のような。孫です」
