イワシを追う腕利きの漁師、実は…
竹内ジーナ記者
「今、氷見沖の定置網に着きました。今シーズンはイワシどのくらいとれるのでしょうか」
網を引くと…イワシの姿が徐々に見えてきました。格闘すること1時間。おびただしい数のイワシが姿を現します。
大海原を舞台に、日々、魚と格闘する屈強な海の男たち。その中でひときわ目立つのが金髪ロン毛のこの人。氷見市宇波浦漁協所属で船頭を務める曽場慎太郎さん26歳です。

氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「宣材写真なんですけど、これとかですかね」
竹内記者「なんという名前で?」
氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「普通に本名使っていました。これあとから送るので別画面で使ってください」

実は曽場さん、22歳のときに岐阜県のホストクラブで働いていました。

煌びやかな夜の世界で人間関係に嫌気がさし、自然を相手とする漁師の道を選びました。

氷見市宇波浦漁協 曽場慎太郎さん(26)
「人間関係は広がっていくので、結局、今の自分の立場、船長となると人を統率しないとダメ」