「好きを仕事にしたい」「朝の海が好きです」

真剣な姿に漁港の仲間からは温かい言葉が聞かれます。

(漁師仲間)
「可愛くていい子じゃと思います。これから頑張って行くところを見守りたいとは思っています」
(漁師仲間)
「漁師の中で一人、女の人なのでふつうは難しいんですけど、これからも頑張ってほしい」

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「おじいちゃんの引退後も、漁をあきらめたくない」とただ、ひたむきに努力を重ねる。そんな娘の姿に、父は。

(父・和文さん)
「ほんまに覚えたいんなら、漁に出ないといけんわな僕も」

自分が娘に漁を教えるしかないと気持ちを固めていました。

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(父・和文さん)
「なんでも前を向いてやってほしい。そしたら皆も認めてくれるかもしれんし。女の子やけえって、周りから見て言われるのもいやだしな」

逆境に正面から向き合い続ける瑠奈さん。そこまでしてでも、漁に出たいというその理由は・・・

(應本瑠奈さん)
「好きを仕事にしたいっていうところが一番大きくて、自分の中で昔から。で、漁師が好きな仕事だったっていうのが一番大きいですね」

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ー漁で一番好きな瞬間はー
(應本瑠奈さん)
「朝の海が好きです。色がきれいですよね。空気の感じも、好きですね」

(和泉砂絵記者)
「こういうの見てると漁師やっててよかったと思う?」

(應本瑠奈さん)
「はい、思います」

まずは、独り立ちするところから。ひよっこ漁師の挑戦はまだまだ続きます。