サッポロビールは、ベースアップを含む6.4%の賃上げを行うと発表しました。3年連続となります。

サッポロビールは物価高騰などへの対応のため、ことし4月から、定期昇給と基本給を底上げするベースアップを含め、あわせて6.4%の賃上げを行うと発表しました。

ベースアップは3年連続で、過去最高の月1万5000円。対象となるのは、管理職や非正規雇用社員も含めおよそ2400人ということです。

また、新入社員の初任給も1万5000円引き上げ、大卒の総合職の場合は26万円となります。

サッポロビールの野瀬社長は、「『人財への投資』を進めることで、持続的な企業の成長につなげたい」とコメント。

飲料業界では、すでにサントリーホールディングスが、ことし7%程度の賃上げを行う方針を明らかにしています。