今月1日に宮崎・日南からスタートしたカープの春のキャンプがきょう、沖縄で最終日を迎えました。若手からベテランまで汗を流した1ヶ月間、新井貴浩監督も納得のキャンプだったようです。
子どもたち「カープ頑張れー!」

横一線の競争を掲げて始まった春のキャンプも今日で打ち上げ。
野手陣が朝からバットを振り込めば…ブルペンでは5人の投手が最後の最後まで投げ込みました。

そして室内練習場にはきのう開幕投手を務めることが発表された森下暢仁の姿も。自身初の大役に向けて調整を続けます。

新井貴浩監督「投手陣を引っ張ってみろよ、やってみろよという期待を込めて開幕に指名しました」「(開幕カードの)タイガース打線は強力で、いい打者が多いのでその中でもどんどん向かっていく姿を楽しみにしたい」

石田 充アナウンサー「新井監督が『去年の2倍はバットを振り込んだ』と振り返った2025年のキャンプ。最終日、ラストのメニューはもちろん、ロングティーです」

新井監督は報道陣に対し、ドラフト1位ルーキー・佐々木泰が一軍に合流することを明言。さらなる激しい競争が予想される中アピールを続けた選手たち。そんな26日間に渡ったキャンプを選手会長の堂林翔太が締めました。
堂林翔太「20『25』年という年に、年男の『25』番の新井監督を、みんなで胴上げして、幸せな未来をつかみ取りましょう」

新井貴浩監督(Qキャンプを振り返って)「投手にしても一軍だけでなく、二軍の報告を聞いても投げ込んでいる、野手もしっかりと振ることができたのでよかった」(Q広島に戻っても実戦が続く)「実戦の中でどんどんいいものを見せてもらいたい、だんだんと開幕が3月になって近づいてくる、もっともっと激しい競争を見せてもらいたい」

キャンプを終えた選手達は広島に戻り、明後日から練習を再開。3月1日からは倉敷で楽天とのオープン戦2連戦が行われます。