25日、俳優の小堀正博さんが、自身のSNSを通じて「ギラン・バレー症候群」に罹り、退院・復活して、初めてのドラマ出演を終え、その心境を明かしました。

小堀正博さんは「今日の復帰後初のドラマ出演をご覧下さった皆様ありがとうございました。」と、投稿。
続けて「自分がギラン・バレー症候群になり、絶望した瞬間が全くなかったかと言われたら嘘になる。」「ICUに居て、幻聴幻覚の嵐、眠剤入れても寝られない、15分に1回は痰に溺れそうになる、そんな時は本当に死を覚悟したし、元の生活なんか想像する余裕もなかった。」と、その思いを綴りました。
そして「初めに諦めたことは役者としての仕事。」「体も動かない、顔も瞬きが出来る程度(何なら下半分は閉じない)、細かい仕草や表情が奪われて、何なら声も奪われて、一生人前でお芝居をすることはないんだろうな、と思った。」と、振り返りました。

小堀正博さんは「でもそれを乗り越えて、今日沢山の方の元に届いた。」「また新たに1からスタートした気分。」と、投稿。
続けて「もうすぐ発症から1年と思うとあの時を思い出して少し怖くなることもあるが、今はしたいことをして毎日元気で過ごせている。」「今は本当に幸せだ。」と、綴りました。
更に「そして僕の経験を必要としてくれる人が居て、僕の頑張りを励みにいてくれる人が居る。」「沢山のギラン・バレー症候群や病気で苦しむ方からご連絡を頂く。」と、記しました。

小堀正博さんは「僕が経験したことや、ここまで復活出来たことを発信して、それが人の役に立てるのであればこれからもどんどん発信していく。」と、投稿。
続けて「もちろん全ての人が僕と同じようなペースで回復するわけではないが、1つの例として希望になりたい。」「その気持ちが僕をここまでのペースで回復させてくれているのかとも思う。」と、綴りました。

そして「自分のために生きるより、誰かのために生きる方がより活力がわいてくる。」「こうして応援して下さる方々のおかげでこうして今生きることが出来ている。」「3月に倒れて、7月に退院して、12月にドラマの撮影をして。9ヶ月でここまで来られたのは沢山の方の応援あってこそです。」と、記しました。

小堀正博さんは「ここから、また色々な作品でお芝居出来るよう頑張ります。」「今日は自分の中でも新たな一歩を踏み出した感覚でした。」「治療とリハビリ頑張って良かった。」と、その思いを綴っています。

【担当:芸能情報ステーション】