空気中に舞う花粉・PM2.5を加湿で抑制 40~60%がベスト
ー室内はどのような対策ができますか?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「花粉やPM2.5は乾燥した空気中では舞いやすいので、空気を加湿するのはよい対策です。加湿は、ウィルス対策やのどの乾燥対策などにも有効ですね」
「また、乾燥しやすい時期は静電気が起こりやすく、体が静電気を帯びるとくっついた花粉が体から取れにくくなります。湿度が高くなると静電気も起こりにくくなるので一石二鳥です」
「湿度は高いほど細かな塵は舞いにくくなりますが、あまり高いと結露がひどくなったり、カビの原因にもなったりするので、40~60%くらいを目安にしましょう」
「掃除をするときもホウキや花粉を防ぐ性能の無いフィルターがある掃除機は花粉を舞い上げてしまうので、ワイパーや拭き掃除、コロコロなど、ほこりを巻き上げない掃除が有効です」