気象庁は、今年の夏の見通しとなる暖候期(6~8月)の予報が発表しました。予報によると今年の夏もまた”猛暑”となる見込みです。

日本付近は暖かい空気に覆われやすくなり、全国的に平年よりも気温が高くなりそうです。比率を見ると、半年先の予報にも関わらず「高い」となる確率が60、70パーセントとかなり高くなっています。これは予報精度の高さを示しており、今年の夏が猛暑となる可能性が高いと見受けられます。

予想される海洋と大気の特徴(気象庁HPより)

猛暑となると予想した根拠は、太平洋高気圧とチベット高気圧が日本付近で強まると見込んでいるからです。この2つの高気圧は夏の暑さを左右する高気圧で、2つともに強まると猛暑となりやすい傾向にあります。