あなたの“名もなき家事”は? 都が発表「入選作品」

小林キャスター:
さまざまな家事があるなか、具体的な名前はないけれど生活する上で欠かせない、“名もなき家事”という作業があります。

町の声は…

──家事 旦那さんはやってくれますか?
60代(結婚38年目)
「いや~本人はやってるとは言うけど全然ですよね。やっぱり私中心にやってます」

──名前のついてない家事は?
「ありますよね。洋服の整理整頓とか、いらないものを捨てたりとか、ちゃんと定位置に置いたりとか、主人は気がつかないけど何気に私がやってる」

──その家事に名前を付けるなら?
「整理整頓おばさん?」

さらにこんな声も…

50代
「床掃除したんだけど、ごみがまた落ちたらちょっと拾うとか」

──その家事に名前を付けるなら?
「人間ルンバ。(家族は)気にならないのかな?」

結婚2年目の夫婦は…

「水筒の茶渋とかそういうのを取ってくれるよね」
「仕事に持っていっている水筒に茶渋がついちゃって、取ったりとか」
「僕が帰ってきて水筒洗うんですけど(茶渋を)『あっ』って見ても、見ないふりしちゃうので」

──その家事に名前を付けるなら?
「しぶしぶ…茶渋取り?」
「いつもありがとうございます」

小林キャスター:
東京都は2024年、“名もなき家事”のネーミングを募集しました。

【どんな“名もなき家事”のこと?(東京都HPより)】
<入選作品>
「ぬめりひょん」
→お風呂でひょんなことからボトル裏などの ぬるっとしたところに気づき裸で掃除する切ない家事

「キャッチャー交代」
→排水溝でごみくずをキャッチするネットを交換する家事

入選作品以外にもいろいろとありました。

「取捨洗濯」
→普通洗いかオシャレ着洗いかを選別

「あまり物グルメ」
→賞味期限が近いものや、あまり物で料理をする

「ごちそうじ」
→テーブルやイスの食べカスを掃除

“名もない家事”、できているでしょうか。