家事の分担満足度に男女の差 その家事誰がやる?

小林キャスター:
広島県の調査によりますと、食後の片づけには色々とあるようです。

【「家事」って何がある? ~食後の片づけ~】
(1)食器を洗い場に持って行く
(2)食器を洗う
(3)食器を乾かす
(4)食器をしまう
(5)食器用洗剤やスポンジを買う
(6)シンクの生ごみを捨てる
(7)コンロの掃除
(8)レンジフードや換気扇の掃除
(ひろしま共育て大調査より)

南波雅俊キャスター:
私は一人暮らしなので全部やっていますが、結婚するとどうなってしまうのでしょうか。

私の実家では、母が料理をつくり、定年退職した父が(1)~(4)までをやっています。父は働いていたころは全くやらなかったのですが、(定年退職後は)むしろいい感じに、言い合いながらも楽しくやっている感じは受けました。

山内キャスター:
仕事が忙しすぎてなかなか手伝えない男性もいると思います。広島県ではこういったことを条例化することにより、企業が早く旦那さんを家に帰してくれるということなのでしょうか。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
(男性を)早く家に帰したら、あるいは何日間早く帰しましたよということで補助金が出るならば、企業は頑張るのではないでしょうか。協力して(家事・育児を)行うので、少子化対策にも繋がるかもしれません。

小林キャスター:
さらに広島県では家事分担についても調査を行いました。(1)料理、(2)食後の片づけ、(3)洗濯、(4)掃除、(5)ごみ捨てと5つの分野に分け、全45項目でどのくらい分担できているか質問しました。

その結果、▼分担できているのは16項目 ▼女性が主に行っているのが27項目 ▼男性が主に行っているのは2項目だけでした。

男性が主に行っている2つは『エアコンの掃除』と『回収場所にごみを出す』でした。(ひろしま共育て大調査より)

山内キャスター:
この項目は、中学校の授業などで男女ともに早めに教えるといいなと思いました。「家事ってこんなにあるんだよ」とチェックリストにしてほしいです。

日比キャスター:
「こんなことでも家事なんだよ」と認めればやっている感も出ますからね。