■調査結果

森田絹子アナウンサー)
調査結果です。年末年始は、インフルエンザの大流行で札幌市の救急車は、最大4時間待ちのひっ迫状態でした。

堀啓知アナウンサー)
救急車は、呼んだらすぐに来てくれると思っていましたが、悪い条件が重なると「救急車がなかなか来ない」状況が起こりうることがわかりました。


■救急車を呼ぶか迷った場合は?

堀)
救急車を呼ぶか迷った場合のためには札幌市消防局の『#7119』という番号も見える場所に貼っておくと良いかもしれません。
『119番』と『#7119』の違いについて説明しましょう。

森田)
『119番』通報は、基本的に救急車や消防車を、呼ぶための番号です。
症状の相談や救急車を呼ぶかどうかの判断、近くの病院を知りたいなどの場合には、『#7119』へ電話して欲しいということです。

堀)
つまり、『119番』では救急車を呼ぶか判断できないので相談の場合は『#7119』に電話ということです。

森田)
ちなみに『#7119』は全てのマチにあるわけではなく、北海道内は8市町村だけですので、ご注意ください。


堀)
札幌市のデータによると2023年度、救急搬送された人の半分以上が入院を必要としない軽症という現実があります。
「安易な利用を減らす」ための有効で具体的な知恵が求められています。
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