24日正午すぎ、札幌市中央区にある公園で、正当な理由がなくナイフを持っていたとして18歳の男が逮捕されました。

銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、住所や職業、年齢などすべて自称の札幌市中央区に住む18歳の無職の男です。

男は、24日午後0時20分ごろ、札幌市中央区南8条西9丁目の公園で、正当な理由がないのに刃体の長さが6センチを超える、刃渡り約12.5センチのナイフ1本を携帯していた疑いが持たれています。

警察によりますと、男は自ら「刃物を持った男が公園をウロウロしている」と110番通報し、駆け付けた警察官が、男をその場で逮捕しました。

その際、警察は男に刃物を捨てるよう説得しましたが、男は応じなかったため、警察官が男を取り押さえたということです。

公園の近くにいた目撃者によりますと、「刃物を降ろせ」と男を説得する警察官の声が聞こえたということです。

当時公園には、他に誰もおらず、けが人はいません。

銃刀法違反容疑で自称18歳の男を逮捕、取り調べている札幌中央警察署

取り調べに対し、自称18歳の無職の男は「警察官を脅して拳銃を奪いたいと思った」と話し、容疑を認めているということです。

警察は男が犯行に至ったいきさつや動機について、調べを進めています。