中国外務省は東京電力・福島第一原発の周辺海域で水産物のサンプルを初めて採取したと発表しました。
福島第一原発の周辺海域では、19日からIAEA=国際原子力機関による追加のモニタリングが行われています。
このモニタリングには中国から派遣されている専門家も参加していて、中国外務省によりますと、周辺海域の水産物や海水のほか、敷地内のタンクで保管されている放出前の処理水を採取したということです。
中国は去年10月、周辺海域で海水を採取しましたが、水産物を採取したのは今回が初めてです。
中国外務省の郭嘉昆報道官は20日、サンプルはすでに中国に到着しており、「現在、中国の研究機関が分析を行っていて、結果は適切な時期に発表する」と述べました。
中国は、処理水の海洋放出を理由に輸入を停止している日本産水産物について去年、「基準に合ったものについては輸入を再開する」ことで日本側と合意していて、今回の分析結果が輸入再開につながるかどうか注目されます。
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