イチゴが値上がりしています。小売店は、量を減らした小さなサイズの商品を売り出すなど工夫していますが、消費者にはなかなか届きにくい状況です。

背景にあるのは去年から続く天候不順で収穫量が減っていること。

農家は異変を感じていました。

例年に比べて値上がり

福岡市中央区のスーパー。

果物コーナーの正面の棚に「今が旬!」と書かれたイチゴがずらりと並んでいます。

1パック754円(税込み)で売られていました。

サニー平尾店 秋實太郎 副店長
「例年に比べると100円から150円値段が上がっていますね、1パックで。2月の頭に来た寒波の影響で価格の方が上がっている状況ですね」

消費者は「安かったら買いたいけど・・・」

買い物客
「ちょっと高いなと思いながらやっぱり買いました。季節ものだからね。そりゃ安い方がいいわよ」

買い物客
「安かったら、こどもが好きなので買いたいですけど」

買い物客
「普段では買えないですよね、誕生日とかじゃないと」

買い物客
「高いですね。うちはふるさと納税で頼んでいるので。買ってないです。市場は高くて」

なかなか手が出しづらい価格になったいちご。